この記事では、Python向けグラフ描画ライブラリ「Matplotlib」を用いて、2次元グラフに曲線を描画する方法を紹介します。
線類・幅・色・透過率
PythonとMatplotlibでグラフを描く際に、線種・線幅・線色・透過率を変更することができます。
【書式】
plt.plot(x, y, linestyle,linewidth, color, alpha)
パラメータ | 説明 |
---|---|
x | 2次元グラフの横軸データ |
y | 2次元グラフの縦軸データ |
linestyle | 線の種類 |
linewidth | 線の太さ[px] |
color | 線の色(カラーコードなどで指定) |
alpha | 線の透過率(0-1.0) |
linestyleを「–」にすると破線、「.」にすると点線になります。
(他にもたくさんあります)
【公式リファレンス】http://matplotlib.org/api/pyplot_api.html
ソースコード
サンプルプログラムのソースコードは下記の通りです。
線に対して色々設定するプログラムです。
# -*- coding: utf-8 -*- import numpy as np import matplotlib.pyplot as plt x = np.arange(-3.14, 3.14, 0.25) # xの値を生成 sin = np.sin(x) # sin(x)の計算 plt.plot(x, sin, linestyle="-",linewidth=2, color="#ff0000", alpha=0.7) # グラフ表示 plt.grid() # グリッドの表示 plt.show() # グラフの描画
次のように短く記述もできます。(効果は上と同じ)
# -*- coding: utf-8 -*- import numpy as np import matplotlib.pyplot as plt x = np.arange(-3.14, 3.14, 0.25) # xの値を生成 sin = np.sin(x) # sin(x)の計算 plt.plot(x, sin, "r-",lw=2, alpha=0.7) # グラフ表示 plt.grid() # グリッドの表示 plt.show() # グラフの描画
サンプルプログラムの実行結果は下記の通りです。
【Matplotlib】線の太さ(幅) plt.plot
この記事では、Python向けグラフ描画ライブラリ「Matplotlib」を用いて、グラフの線の色を変える方法を紹介します。
【Matplotlib】線のマーカーサイズ
この記事では、Python向けグラフ描画ライブラリ「Matplotlib」を用いて、線のマーカーサイズを変える方法方法を紹介します。
【Matplotlib】線の色 plt.plot
この記事では、Python向けグラフ描画ライブラリ「Matplotlib」を用いて、グラフの線の色を変える方法を紹介します。
【Matplotlib入門】グラフ作成、使い方とサンプル集
Pythonモジュール「Matplotlib」でグラフを作成する方法をサンプルコード付きで入門者向けにまとめました。
コメント