Python言語とNumPyを用いて、CSVファイルの読み込む方法をソースコード付きで解説します。
CSVファイルのロード
Pythonの数値計算モジュールNumPyでは、genfromtxtメソッドでCSVファイルを読み込むことができます。
loadtxtメソッドでも読み込めますが、こちらの方が欠損値を埋める機能などがあり、高機能です。
書式
np.genfromtxt(CSVファイルのパス, delimiter=区切り文字, skip_header=ヘッダ行の行数 dtype=データの種類)
skip_headerで値を指定すると、その行数だけ飛ばした行の位置からデータを読み込みます
これによりヘッダ行を含めず、値のみを取り出せます。
■返り値
読み込んだデータ(NumPyのリスト形式)
ソースコード
サンプルプログラムのソースコードです。
# -*- coding: utf-8 import numpy as np # CSVのロード data = np.genfromtxt("nikkei.csv",delimiter=",", skip_header=1, dtype='float') # 結果表示 print(data)
■読み込んだCSVファイル:nikkei.csv
上記のサンプルプログラムを実行すると「nikkei.csv」を読み込んで、その中身を表示できます。
[[ nan 18997.68 19176.81 18991.59 19114.37] [ nan 19301.04 19301.04 19092.22 19145.14] [ nan 19392.11 19442.13 19364.73 19401.72] ..., [ nan 18410.57 18469.38 18064.3 18191.32] [ nan 18398.76 18547.38 18327.52 18374. ] [ nan 18818.58 18951.12 18394.43 18450.98]]
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