Python言語とNumPyを用いて、2次元配列の要素に参照・アクセス・代入する方法をソースコード付きで解説します。
参照・アクセス・代入
NumPyの2次元配列では、リスト型と同じように要素の値をスライスできます。
書式
– | 説明 |
---|---|
x = A[j][i] | 2次元配列Xにおけるj番目の行、i番目の列にある要素を参照します。 |
x = A[j, i] | 2次元配列Xにおけるj番目の行、i番目の列にある要素を参照します。 |
x = A[j+h, i+w] | 2次元配列Xにおけるj~j+h番目の行、i~i+w番目の列にある要素を参照します。 |
A[j][i] = value | 2次元配列Xにおけるj番目の行、i番目の列にある要素に値を代入します。 |
A[j, i] = value | 2次元配列Xにおけるj番目の行、i番目の列にある要素に値を代入します。 |
A[j+h, i+w] = value | 2次元配列Xにおけるj~j+h番目の行、i~i+w番目の列にある要素に値を代入します。 |
ソースコード
サンプルプログラムのソースコードです。
# -*- coding: utf-8 -*- import numpy as np # 配列の宣言・初期化 X = np.array([[1, 2, 3], [4, 5, 6]]) # 参照 print(X[0][1]) # 2 (0行目1列目の要素) print(X[0,1]) # 2 (0行目1列目の要素) print(X[0:2, 0:2]) # [[1 2] (0~1行目,0~1列目の要素) # [4 5]] # 代入 X[0:2, 0:2] = 10 print(X) # [[10 10 3] # [10 10 6]]
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