Pythonモジュール「SymPy」で行列の記号計算(和・差・積)をする方法をソースコード付きで解説します。
行列の記号計算(和・差・積)
NumPyでは、xやy等の変数を含んだ行列計算は出来ませんが、Pythonモジュール「SymPy」ではできます。
やり方は、Matrixで行列を定義する前に変数を「Symbol」で宣言しておくだけです。
今回はこれを用いて変数を含む行列の和・差・積を計算しました。
サンプルコード
サンプルプログラムのソースコードです。
# -*- coding: utf-8 -*- x = Symbol("x") y = Symbol("y") A = Matrix([[1,1], [1,1]]) B = Matrix([[1,x], [y,1]]) print(A+B) # Matrix([[2, x + 1], [y + 1, 2]]) print(A-B) # Matrix([[0, -x + 1], [-y + 1, 0]]) print(A*B) # Matrix([[y + 1, x + 1], [y + 1, x + 1]])
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