【Python】with文の使い方。ファイルのクローズ処理を簡潔・安全に行う方法

Pythonにおけるwith文の使い方、ファイルのクローズ処理を簡潔・安全に行う方法について入門者向けにソースコード付きでまとめました。

with文の使い方

with文とは、終了処理(クローズ)を簡潔・安全に記述できる機能です。
よく使われるのは「ファイルオープン処理」です。

Pythonでファイル読み込むopen関数を使う場合、最後にclose処理を記述する必要がありますが、with文を使うことでそれを省略できます。

書式

with オブジェクト as オブジェクト変数:
    処理

もしくは

with オブジェクト変数:
    処理

with文では、ブロックが終了した際に、そのオブジェクトの終了処理が自動的に実行されます。
例えば、ファイル読み込みのオブジェクト(open)だと、ファイル終了処理(close)が自動的に実行されます。

サンプルコード①open関数の終了処理をwith文で行う場合

open関数の終了処理をwith文で行う場合のサンプルコードです。

# 例1
with open("test.txt") as f:
    print(f.read())

# 例2
f = open("test.txt")
with f:
    print(f.read())

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