Python版OpenCVでカラートラッキング(色追跡)を実装し、移動物体を検出する方法をソースコード付きで解説します。
カラートラッキング(色追跡)で移動物体検知
カラートラッキング(色追跡)は、その名の通り、特定の色のみを検出して追跡します。
カラートラッキングには、通常RGB色空間ではなく、同系統の色の範囲を数値で指定しやすいHSV色空間を用います。
HSV色空間とは、「色相(Hue)」「彩度(Saturation)」「明度(Value)」の3つの組み合わせで色を表現する手法です。
HSV色空間の詳細については、以下ページで詳細に解説しています。
404 NOT FOUND | Python入門速報
色追跡の考え方については、以下ページで詳細に解説しています。
404 NOT FOUND | Python入門速報
今回は、PythonとOpenCVで赤色物体を検知するプログラムを作成しました。
【HSV色空間の赤色】
– | 赤色の範囲 | 赤色の範囲(OpenCVのHSV色空間) |
---|---|---|
H | 0~60, 300~360[度] | 0~30, 150~179 |
S | 50~100[%] | 128~255 |
V | 00~100[%] | 0~255 |
サンプルコード(Python)
サンプルプログラムのソースコードです。
実行結果
サンプルプログラムの実行結果です。
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