Python版OpenCVのcv2.resizeで最近傍補間法(cv2.INTER_NEAREST)を実装し、画像サイズを変更する方法をソースコード付きで解説します。
最近傍補間法で画像の拡大・縮小(cv2.resize)
画像を拡大・縮小するときの画素の埋め方の1つに「最近傍補間法(Nearest neighbor・ニアレストネイバー法)」があります。
原理については以下ページで解説しています。
【画像処理】最近傍補間法の原理・計算式
この記事では、画像を拡大・縮小・回転したときなどに利用する補間法の1つである「最近傍法補間法」の原理や計算方法についてまとめました。
今回は、以下の2通りの方法で処理を実装してみました。
方法①・・・NumPyでアルゴリズムを書いて実装
方法②・・・OpenCV(cv2.resize)で実装
cv2.resize
dst = cv2.resize(src, dsize[, interpolation])
パラメータ名 | 説明 |
---|---|
src | 入力画像 |
dsize | 変更後の画像サイズ |
interpolation | 補間法(最近傍補間ならcv2.INTER_NEAREST) |
dst | 出力画像 |
サンプルコード①NumPyで実装する場合
サンプルプログラムのソースコードです。(画像サイズを2倍)
サンプルコード①NumPyで実装する場合
サンプルプログラムの実行結果です。
■入力画像(左)と出力画像(右)
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