Python版OpenCVで背景差分法を実装し、移動物体を検出する方法をソースコード付きで解説します。
背景差分法で移動物体の検出
本ページの内容は以下動画で解説しています。
背景差分法は、移動物体の検出方法の1つです。
背景差分法では、入力画像と背景画像の差分を計算することで移動物体を抽出します。
背景差分法を行うには、背景画像を事前に用意する必要があります。
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背景差分法の原理・特徴・計算式
背景差分法による移動物体の検出原理や特徴、計算式についてまとめました。
今回は、PythonとOpenCVで簡単な背景差分法を実装します。
サンプルコード(Python版OpenCV)
サンプルプログラム(Python3 + OpenCV)のソースコードです。
最初に読み込んだフレームを背景画像にしています。
また、一定間隔(カウント変数iが30になる毎)で背景画像を更新することで照明変化に対応しています。
実行結果
サンプルプログラムの実行結果です。
左上:入力フレーム、右上:マスク、左下、背景画像
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