Python入門者向けに複素数型(complex型)の生成・四則演算についてまとめました。
【はじめに】複素数型とは
Pythonでは、複素数の計算を扱える複素数型(complex型)があります。
# -*- coding: utf-8 -*- ej = 2 + 3j print(ej) # (2+3j) print(type(ej)) #
– | 複素数型のポイント |
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1 | 虚数部はiでなくj |
2 | jは実部の後に記述 |
3 | 虚数部の係数が1の場合は「1j」と記述 |
4 | 虚部部が0の場合は「0j」と記述 |
次のようにcomplex(実部, 虚部)で複素数型を生成することもできます。
変数で係数を指定するときに便利です。
real = 2 imag = 3 c = complex(real, imag) print(ej) # (2+3j) print(type(ej)) #
【四則演算】複素数型の計算
他の数値型と同様、四則演算には「+」「-」「*」「/」を用います。
# -*- coding: utf-8 -*- ej1 = 2 + 3j ej2 = 3 + 2j print(ej1 + ej2) # (5+5j) print(ej1 - ej2) # (-1+1j) print(ej1 * ej2) # 13j print(ej1 / ej2) # (0.9230769230769231+0.38461538461538464j)
【実部・虚部の係数】real、imag
複素数型の変数から実部・虚部の係数を取り出すこともできます。
# -*- coding: utf-8 -*- ej = 2 + 3j print(ej.real) # 2.0 print(ej.imag) # 3.0
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1 | ■【Python入門】複素数型(complex型)の使い方 |
2 | ■Python入門 基本文法 |
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