Pythonモジュール「TensorFlow/Keras」で深層学習(ディープラーニング)を行う方法について入門者向けに使い方を解説します。
TensorFlow版Kerasとは
TensorFlowとは、Googleが開発している深層学習(ディープラーニング)を行うためのPythonモジュールです。
Kerasは、「TensorFlow」「CNTK」「Theano」といった様々な深層学習モジュールを簡単に扱うためのモジュールですが、2017年にTensorflowに組み込まれました。
このTensorflowに組み込まれたKerasのことを「TensorFlow版Keras」といい、Scikit-learnのような簡単な記述でTensorflowを扱うことができるため、初学者が深層学習プログラミングを始めるのにおすすめです。
- TensorFlow公式ページ:https://www.tensorflow.org/
- TensorFlow公式Github:https://github.com/tensorflow/tensorflow
本記事では、「TensorFlow版Keras」のインストール方法を紹介します。
TensorFlow版Kerasの基本操作
Kerasの基礎的な使い方について下記に整理しました。
画像認識
- 画像分類①(mnistデータセットとMLP(多層パーセプトロン)学習で手描き数字を認識)
- 学習過程の可視化(損失関数、評価関数の推移をグラフ化)
- 画像分類②(mnistデータセットで手描き数字を認識)
- 画像分類③(CIFAR-10データセットとCNNで学習)
- 画像分類④(CNN:畳み込みニューラルネットワーク)
- 画像分類⑤(VGG16データセット)
- 画像分類⑥(Fine-tuning)
- 画像分類⑦(データの水増し)