Python版OpenCVでフレーム間差分法を実装し、移動物体を検出する方法をソースコード付きで解説します。
フレーム間差分法
本ページの内容は以下動画で解説しています。
フレーム間差分法は、移動物体の検出方法の1つです。
連続する画像の差分から動体を検出することができます。
この方法の大きな特徴としては、背景差分法のように背景画像(モデル)を用意する必要がない点です。
フレーム間差分法の原理・特徴・計算式
フレーム間差分法による移動物体の検出原理や特徴、計算式についてまとめました。
今回は、PythonとOpenCVでフレーム間差分法を実装してみました。
サンプルコード(Python版OpenCV)
サンプルプログラム(Python3 + OpenCV)のソースコードです。
実行結果
サンプルプログラムの実行結果です。
上:入力フレーム、下、差分画像(マスク)
マスク画像にメディアンフィルタをかけることでゴマ塩ノイズを除去しています。
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