Pythonにおけるモジュール、パッケージ、ライブラリの違いについてまとめました。
モジュール、パッケージ、ライブラリの違い
本ページの内容は以下動画で解説しています。
Pythonにおけるモジュール、パッケージ、ライブラリの違いは以下のとおりです。
- モジュール
- スクリプトファイル(Pythonファイル、拡張子.py)のことです。
- モジュール内(スクリプトファイル内)には、いくつかのクラスや関数が記述されているのが一般的です。
- パッケージ
- 複数のモジュールをまとめたもの。
- ライブラリ
- 複数のパッケージをまとめたもの。
- 「関数」「クラス」「モジュール」「パッケージ」を総称してライブラリと呼ぶケースもある。
- ライブラリは大別すると、Pythonに付属している標準ライブラリ、パッケージ管理システム(pip)などから追加でインストールする必要のある外部ライブラリがある。
標準ライブラリと外部ライブラリ
Pythonのライブラリには、大きく分けて「標準ライブラリ」「外部ライブラリ」の2種類があります。
それぞれの違いは以下のとおりです。
- 標準ライブラリ
- Pythonに付属しているライブラリ。例えば、時間データを操作する「datetime」、CSVファイルを処理する「csv」などがあります。
- 標準ライブラリに含まれているものは「https://docs.python.org/ja/3/library/index.html」から確認できます。
- 外部ライブラリ
- Pythonに付属していないライブラリ。適宜インストールする必要があります。
- Pythonの高速計算処理で使用される「NumPy」、グラフ描画で使用される「Matplotlib」などはパッケージ管理システム(pip)などからインストールする必要があります。
関連ページ
Pythonの基礎から応用例については以下ページにまとめています。
【Python超入門】使い方とサンプル集
Pythonの使い方について、基礎文法から応用例まで入門者向けに解説します。
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